Archive for 6月, 2012
だらしない人間は変わらず
どうもこんばんわ~。久しぶりにこちらでスタート開始いたします。何か月ぶりやろ??去年の11月で一旦人気もさほど出るわけでもなく・・・静かにフェードアウトしておりましたが、ご縁があってこの箱(ブログ)で書こうかと思います。まあ友人といことで・・・。昔のブログを振り返りながら、わてどんなことかていたっけ??と・・・。
基本めんどうなことと、時間がわたくしごとではございますがあまりないのが現状です。
とほほ。
なんで、毎日更新?を目標に更新していこうかなと。
どうでしょうか??
たぶんみんなが知りたいのは?なんで勝ってるの?という僕と同じようになりたいという幻想と現実の狭間で揺れてるんでしょうね。
勝てるようになったのは・・・なんとなくから→確信の積み重ね
負けるようになったのは・・・なんとなくの積み重ね。
ということじゃないでしょうか。精神論をいうのはあまり好きではないです。
なので、自分のやり方で勝ててるなら正解です。
昔の思い出を掲載しておきますね。というか誰も見ないだろ・・・。
[お問い合わせ] 直近の高値の数pips先でブレイクアウト
今日はFX自動売買研究所のお客様から頂いた質問に、ブログ上でご回答させていただきます(*)。
今回のお客様の質問内容
FX自動売買研究所のEA自動開発ツールには、 直近の高値、安値をブレイクしたときにエントリーする機能があります。
そのエントリーポイントを、数pipsずらすことは出来ますか?
例えばこんな感じに、直近の高値を10pips超えたとき、エントリーするといったイメージですね。
ご回答
この場合少しだけ、MQL(ソースコード)を改変していただくことになります
EA自動開発ツールで、直近の10本の高値を上回ったとき、エントリーする設定を行うと、コードはこんな感じになります:
// // TAKE LONG POSITION? // // long filters double long_0 = Close[2]; double long_1 = Close[1]; double long_2 = High[iHighest(NULL,0,MODE_HIGH,10,2)]; // long triggers if(FilterUnMatched_Long == 0){ if(long_0 <= long_2 && long_1 > long_2) takePosition(OP_BUY); }
最初のブルーの部分では、long_0, long_1, long_2それぞれに、「2本前の終値」「1本前の終値」「2本前~12本前までの最高値」を代入しています。
メインのロジックはオレンジの行で、
「2本前の終値」は、「2本前~12本前までの最高値」よりも小さいのに、
「1本前の終値」は、「2本前~12本前までの最高値」よりも大きい
このようなブレイクアウトの時に、買いでエントリーを行います。
さて、それでは「最高値 + 10pipsを上回ったとき」と条件を変えてみましょう。
if(long_0 <= long_2 + 10*point() && long_1 > long_2 + 10*point()) takePosition(OP_BUY);
上のようにして、「2本前~12本前までの最高値」に、10pipsを足すことが出来るのです。
ちなみに、「point()」は、弊社のEABaseに含まれる機能で、グローバル定数Pointの、5桁ブローカー対応版です。
EUR/USD | point() | Point | 10pipsの表現方法 | |
5桁ブローカー | 0.0001 | 0.00001 | 10*point() | 100*Point |
4桁ブローカー | 0.0001 | 0.0001 | 10*point() | 10*Point |
上のように、「point()」を使うと、4桁ブローカーと同様の感覚で5桁ブローカーでもpipsを使った計算が出来るようになります。
*FX自動売買研究所では、他のお客様のお役にも立ちそうな内容のお問い合わせを受けたときに、お客様の同意を頂いた上で回答をブログで公開さえていただくことがあります。
崖っぷちに立つスイス国立銀行
右の図は今現在の、ドル円のポジション動向です。ポジション動向は、市場の参加者が、どんなポジションを持っているかを図にしたものです。左側は指値注文、右側は未決済ポジションです。ちなみにこの情報は、OANDAが無償提供してくれています。
さて、未決済ポジションの図(右)のなかで、オレンジが今勝っている人、ブルーが負けている人です。昨日から今日はドル円が急騰したので、下のほうに主に未決済ポジションが固まっています。
右上のブルーは、82-84円くらいでドルを買ってしまったトレーダーです。この水準でドルが動いていたのは、1、2ヶ月も前なので、このブルーはいわゆる、「塩漬けポジション」ですね。塩漬けポジションは、少しでも利が乗ると売ってしまうのが世の常なので、これがドル円の上値が重い一因でしょう。
ドル円はドル円で、このチャートから色々とわかって面白いのですが、もっと面白いチャートはEUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)です去年トレードをされていた方は、9月頃にじわじわと下がっていたEUR/CHFが急騰したことを覚えている方も多いでしょう。
その原因は、スイス国立銀行がスイスフラン高に業を煮やし、国内の輸出産業を守るためにスイスフラン売り介入を行ったことでした。まるで日本のようですね。
しかしそのとき、スイス国立銀行は驚くべき発表をしました。
EUR/CHF = 1.2000
この水準を下回る、スイスフラン高は容認しない。
と、明確に下限を設定してしまったのです
これは日本銀行が、ドル円が85円以下は容認しない!と言ってしまうようなものです。
さて、上のチャートを見てください。ユーロ危機が再燃する中EUR/CHFは再び1.2010の水準まで下げていますが、そのちょっと下には、大量の売り(指値)注文があることがわかります。
これはどういうことかというと、スイス国立銀行が、市場に打ち負かされることに賭けている人がいる、ということです。スイスフラン高を抑えるには、当然のことながらスイスフラン売り、ユーロ(ドル)買いの大量の注文を入れる必要があります。日本銀行の円売り介入も同じです。
しかしこの注文にも原資が必要です。中央銀行にお金がなければ、それ以上介入を続けることは出来ません。つまりスイス国立銀行が力尽きて、EUR/CHFが1.2000を割ったら、そこから一際大きくEUR/CHFが下がる可能性が高いのです。
実際にこれと同じようなことが、1992年にイギリスで起きました。イギリスは自国通貨を高値で安定させる政策を取っていましたが、イングランド銀行が英ポンドを買い支えきれず、ジョージ・ソロスを始めとするヘッジファンドたちに売り負かされたのです。結果その後英ポンドは急落しました。
今回も同じようなことが起きるかどうかはわかりませんが、スイス国立銀行が売り介入できているうちはトラップトレードで利益を狙い、それが出来なくなったら反転ドテンを狙うような戦略が考えられます。
「FX自動売買日誌」がスタートします!
FX自動売買研究所の姉妹ブログ、「FX自動売買日誌」が本日ついに始まります
このブログではEAを作っているプロの視点から、FX自動売買研究所スタッフが、こんな情報をお届けします。
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最新の情報をどんどんアップデートしていきます乞うご期待!
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